フリーランスのフィットネストレーナー

治療院勤務からフリーランスという働き方の変化!

柔道整復師として治療院勤務をし、スポーツトレーナーとして独立をした大坪 真之(おおつぼ まさゆき)さん。

現在のお話を伺ったところ、フリーランスとして働き始めてから働き方やワークライフバランスが大きく変わったと語ってくれました。

具体的にどのような変化があったのか。インタビューで詳しく伺っています。

現在とこれまでの働き方

自己紹介をお願いします。

フリーランスでトレーナーをしています、大坪真之です。

以前は柔道整復師として治療院で働いていました。

現在はどのようなお仕事をされていますか?

asicsさんとAscendersが共同で運営しているジムのマネージャーをしています。週1~2日、主にスタッフのマネジメントや、利用者へのトレーナー活動にあてています。

また、ピラティススタジオのインストラクターを週2日、さらに別のピラティスジムでもパーソナルの指導を週2~3日ほどしています。

広島のアスレティック施設のアドバイザーもしていて、隔週で現地まで行っていますね!

前職はどういったお仕事をされていましたか?

柔道整復師として、接骨院で4年間働きました。

対象は老若男女問わず一般の方です。デイサービスも併設だったため、施術だけではなく機能訓練指導員として高齢者の運動指導も行っていました。

その接骨院では、パーソナルトレーニングの指導もしていましたね。施術もパーソナルの運動指導も仕事の中で習得していきました。

最初こそはやりがいはありましたが、続けていくうちに「このままいつまでこれを続けるんだ..」というもどかしさを感じてきました。

昔から、仕事にはやりがいがあって、日々変化もあるなかで人から感謝される仕事がしたいと思っていました。

もちろん当時の環境でも高齢者の方に施術や指導を感謝される機会はありましたが、年齢的にどうしても受動的な方が多かったのも事実です。

就職して2年くらい経った頃から、「もっと他の世代にもアプローチしていきたい」と刺激を求めるようになり、外の世界へ目が向くようになりました。

学生時代

学生時代に学んでいたことを教えてください。

大学では柔道整復師の資格を取得しました。

学生の時は「将来は整骨院の開業をするだろうなぁ」と考えていたぐらいで、特にトレーナーやスポーツといった領域を仕事にしようと考えていたわけではありませんでした。

独立の経緯

独立前の1日はどんなスケジュールでしたか?

東洋医学のアプローチに興味があったので、柔道整復師として働きながら鍼灸の学校にも通っていました。

接骨院で働きながら専門学校で鍼灸も学んでいたので、本当に毎日が大変でした!

当時のスケジュールは月~土曜の勤務でした。

平日は午前8:30~12:00まで働き、13:00~16:00が学校、午後は16:30〜21:00で働くといった形です。土曜日の午後と日曜日が休みでした。

とにかく拘束時間が長く、遊ぶ時間やプライベートが全くなかったですね。土日はセミナーに行って勉強もしていました。

独立してどう変わりましたか?

ほとんどすべてが変わりました。

20代は仕事しながら学べればいいと思っていましたが、正直当時の生活は厳しかったです…

独立をして一番印象的だったのが、屋外で夕日を見た時ですかね(笑)いままでは日中外に出ることがなかったので、その風景を今でも鮮明に覚えています。

同じ環境でずっと仕事をしていた働き方から、日中も動き回る働き方に大きく変わりました!

今では仕事もプライベートも、平日に自由に動けるのが魅力です。

独立してよかったことは?

金銭面と時間の面が良くなりましたね。前職は手取り20万円未満で時間もなかったので。

収入が増えたことで、時間を買えるようになりました。以前は自転車移動も多かったのですが、独立後はタクシーや新幹線でできるようになり、快適さには感動したのを覚えています(笑)

そして浮いた時間をプライベートに当てられるようになりました。おかげで新たな出会いもあり、なんと結婚までできました!笑

どういう経緯で独立していったんですか?

正直、なにも考えずに辞めました。

Ascendersに関わっていて、とにかく行動するという文化が周りの人の環境としてありました。

それもあって自分も正直勢いで、来月辞めます!!とノープランで辞めましたね。

いきなり辞めたので職場が困ると、前職の人にはだいぶ怒られました(笑)

独立してからは、Ascendersを通してどんどんお仕事をいただくことができました。

とはいえ最初のうち、最低限の固定費を稼ぐため求人で見つけた放課後デイサービスにもパートで出かけていました。子どもに関わることをやりたかったので、仕事で発達障害などの課題を持つ児童に関わって学ぶことも多かったですね。

asicsのジムで働くようになってからは、リフォーマーを学んでいる中で縁があり、アスリートを対象としたピラティススタジオでも働かせていただける事になりました。

フリーランスで仕事をする上で印象に残っていることはありますか?

こんなことを言うと怒られちゃうかもしれませんが、自分の周りでフリーランスとして活躍している人を見ていると、少し普通ではない人が多い気がします(笑)

固定概念に囚われていない人が多いですね。

それと独立してからは、関わる人の属性が大きく変わりました!

以前は同じ業界の人しか変わらなかったので、肩書きも治療家の人が多かったのですが、今はその職種の人は少ないくらいです。

これまで一緒に過ごしていた人と話が合わなくなることもしばしばあります。ですが、異なる業界の人と会うようになり、色んな話をする中で価値観が広がりました。

正直、僕はトレーナーとして特別優れていたり、すごい選手を診ていた実績や、特別な施術技術はないです。

ですがなぜ今の仕事ができている状態に繋がったかというと、周りの変化によく気づくことや、人を見て相手の気持になって関われていること、会話や距離感のとり方が評価されたからだと思います。こういった部分も大切だと感じます。

運営しているAscenders株式会社について

Ascendersとの関わりは?

新卒3年目のころ、働きながら今の働き方に違和感を感じる中で、大学の同級生から誘われました。経営や栄養などについて学びたいと思って、セミナーに参加するようになり、本格的に学ぶことにしました。

周りの人に刺激を受け、とにかく行動しまくりました。

周りの人の環境によって、価値観もガラッと変わりましたね。

もともと楽観的な性格ではありましたが、ネガティブなことがなくなり、さらに楽観的になりました!

周りの人たちがマイナスなことがあっても悲観的にならず、常に前向きな姿勢や考え方を持っている方が多かったからだと思います。その環境の中にいると何事もポジティブに考え取り組めるようになってきました!

最後に独立を目指す人へのメッセージ

矛盾するようですが、フリーランスになっても、パートであれ会社や組織に属するという経験を持っていたほうがいいと思います。

フリーランスを目指す人の中には、独立意思があるので自分で会社を運営したい人もいると思います。しかしその場合、人を雇って組織を作る必要がありますよね。その人達にも家族や人生があり、どう教育してどう使うかという所を、会社や組織に属していない人は考えない、わからない人が多いと感じます。

就職を経験せずフリーランスで働くとしても、なにか会社や組織に属する経験は、将来自分に必要な経験かもしれないですね。

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